2017年6月28日水曜日

歴史講座現地調査 神社編

6月23日(金)、今日の歴史の史跡調査は、埴安神社と照安寺です。
福岡大学人文学部歴史学科の太田先生と一緒に、出かけました。

埴安神社は古代には四十塚付近にあり、安政年間(1850年代)に現在の場所へ建立されました。埴安比古命(ハニヤスヒコノミコト)を祭ってあり、埴安神は土を守る農業の神様で、柏原4丁目地域の産土神です。

埴安神社の手水鉢
なんでこんな形なんでしょう!?



埴安神社の鳥居・石灯籠。安永二年(1773年)建立とあります。

  
埴安神社の末社:貴船神社
(埴安本殿の裏、右側にあります)
以前、貴船神社は、今のバス通り沿いのリサイクルステーションの付近にありました。
水船の神様で、祈雨・止雨の神様です。
正月に牛馬を川で洗い、安全祈願の参拝をする風習があったそうです。

◆照安寺は江戸時代から続くお寺です。
もとは、糠塚池の上にありました。


照安寺山門(柏原4丁目)



照安寺の庭にある石臼
江戸時代後期、柏原7丁目付近で行われていた合薬再生の為に使われていたものです。